M&Aが難しいと言われる理由は?失敗率や事例・売り手がつまずきやすい法務ポイントも弁護士が解説!
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法律事務所Si-Law代表 / 熊本県八代市出身 / 熊本を中心に企業法務支援
事業承継の手段としてM&Aも視野に入れていきたいと考えていても、いざ調べてみると専門用語も多く、少し身構えてしまうこともあるのではないでしょうか。
ですが「難しい」と感じるのは、手続きが複雑だからというだけではないと考えます。
M&Aは、決めなければならないことが多く、先の見通しが立てにくいことも不安につながりやすいと言えます。
特に中小企業の経営者の方は、従業員や取引先のことも背負っていますから、「失敗したらどうしよう」と慎重になるのは当然です。
そこで本記事では、M&Aが難しいと言われる理由をひとつずつ紐解きながら、中小企業の失敗率やよくある事例、整理すべきポイントをわかりやすく解説していきます。
まずは焦らず、一歩ずつ全体像をつかむところから始めて見てください。
\事業承継、何から始めるか迷ったら/
M&Aが難しいと言われる理由は?
M&Aは、単に会社を売ったり譲ったりするだけの話ではありません。
買い手を探すところから始まり、価格の整理・必要な資料の準備・相手側の詳細調査への対応・契約内容の確認・引き継ぎ後の運営まで見据える必要があります。
段階が進むごとに検討すべき点も変わるため、「今、自分は何を決めればよいのか」が見えにくくなることも少なくないと言えるでしょう。
ここでは、M&Aが難しいと言われる理由として次の7つをご紹介します。
- 買い手が見つかるかわからない
- 売却価格がわからない
- 資料の準備が大変
- 詳細調査に不安がある
- 契約が複雑でわかりにくい
- 社内や取引先への説明が難しい
- 引き継ぎ後がうまくいくか不安
ひとつずつ整理することで、「漠然とした不安」から「対処できる課題」へと変わっていくはずですので、まずは当てはまりそうな部分をイメージしてみてください。
買い手が見つかるかわからない
中小企業のM&Aで、最初に大きな不安となりやすいのが「買い手が見つかるかわからない」という点です。
上場企業のように情報が広く公開されているわけではなく、地域・業種・希望条件によって、候補が限られることもあります。
さらに買い手は、「この会社はこれからも利益を出し続けられるか」「社長が退いたあとも現場は回るか」といった将来性を重視します。
だからこそ、いきなり相手探しに動くのではなく、自社の強みや課題、譲れない条件を整理しておくことが大切です。
そういった準備がしっかりとできている会社ほど、話は前に進みやすくなると言えるでしょう。
売却価格がわからない
「いくらで売れるのか」は、誰にとっても気になるところであり、実際の売却価格がわからないと不安になるのも当然だと思います。
ただし、M&Aの価格は単純な相場表だけで決まるものではありません。
買い手は、その会社を引き継いだあとに安定して利益を出せるかどうかを重視するため、将来の見通しによって評価は大きく変わるのです。
例えば、社長個人の人脈に売上が依存している会社の場合、引退後に売上が落ちる可能性があると見られ、慎重に評価されることがあります。
反対に、業務が仕組み化され主要顧客との契約や人材体制が安定している会社であれば、「引き継いだあとも回りやすい」と判断され、評価は高まりやすくなるでしょう。
ここで大切なのは、価格だけに目を向けすぎないことです。
雇用の維持・引き継ぎ期間・経営への関わり方など、条件全体を踏まえて考えることが大切になります。
資料の準備が大変
M&Aでは、「資料を準備するのが大変だ」と思われることも少なくはありません。
決算書だけでなく、主要取引先との契約・借入の状況・許認可・従業員の体制など、幅広い情報が求められるため、その資料も重要になります。
資料が十分に整っていないと、交渉が進んだあとで追加の説明を求められ、信頼を損なうことも考えられるのです。
最初から完璧に揃える必要はありませんが、まずはどこに何があるのかを、しっかりと把握しておくとよいでしょう。
不足している部分は、専門家と相談しながら補っていくのもおすすめです。
準備は手間に感じることもあるかもしれませんが、早めに整理しておくことで、不安は小さくなります。
詳細調査に不安がある
M&Aでは、契約を結ぶ前に買い手が会社の実態を詳しく確認する「詳細調査(デューデリジェンス)」がおこなわれます。
財務の数字だけでなく、重要な契約の内容・従業員との労務関係・許認可の状況なども見られるため、「何か問題が見つかったらどうしよう」と詳細調査に対して不安を感じることもあるでしょう。
しかし、心配する気持ちから、隠したり先送りにしたりしてしまうと、あとになって大きな火種になることも出てきます。
早い段階で課題を把握し、説明できる状態をつくっておけば、調査は「粗探し」ではなく「お互いの確認作業」に変わります。
あらかじめ流れも知っておくと、必要以上に怖がらずに進められるでしょう。
契約が複雑でわかりにくい
M&Aは、口約束では進みません。
交渉の途中で「基本合意」を交わし、最終的には「譲渡契約」を締結しますが、契約が複雑でわかりにくいケースも出てきます。
書類の言い回しは専門的で、条文の意味を取り違えると、「そんなつもりではなかった」という行き違いも生まれやすくなるのです。
特に中小企業のM&Aでは、仲介会社やアドバイザーとの契約内容・手数料の仕組みなどをわかりにくいと感じる方も少なくありません。
契約に向き合うときは、次の内容をしっかりと整理しておくとよいでしょう。
- この書類は何に同意するものか
- どこが将来の争点になりやすいか
- 誰に確認すべきか
ひとつずつ意味を確かめながら進めることで、不安も小さくなるはずです。
社内や取引先への説明が難しい
M&Aでは、情報の伝え方がとても重要なため、社内や取引先への説明が難しいと感じる方も多い印象です。
早く伝えすぎると動揺が広がり、退職や取引縮小につながることもある一方で、遅すぎると「なぜ黙っていたのか」と不信感を抱かれる可能性もあります。
説明は内容だけでなく、順番とタイミングが大切なのです。
まずは「誰に最初に伝えるか」「どこまで約束できるか」を整理し、段階を踏んで説明していけば、混乱を抑えやすくなるでしょう。
引き継ぎ後がうまくいくか不安
M&Aは、成約すれば一区切りではありますが、それで終わりではありません。
経営体制が変われば、これまでの現場の進め方や意思決定の流れも少しずつ変わっていくため、その変化に戸惑いが生じることもあります。
特に、従業員の不安が強まると、中心となる人材が離れてしまう可能性も考えられるでしょう。
だからこそ、引き継ぎ期間をどうするのか・社長としてどの程度関わるのか・キーマンとなる人をどう支えるのかを交渉の段階から意識し、事前に話し合っておくことが大切です。
早めに引き継ぎ後の姿を描いておけば、「うまくいくだろうか」という不安は、現実的な準備へと変わっていきます。
中小企業のM&A失敗率はどれくらい?
M&Aを考えたとき、失敗率が気になることもあるかもしれません。
ですが実は、中小企業のM&A失敗率はどれくらいかを断言できる公的な統計はありません。
なぜなら、「何をもって失敗とするか」が、会社や人によって異なるからです。
成約に至らなかった場合を含めるのか、成約後の業績や従業員の定着まで含めるのかで、評価は大きく変わるのです。
一方で、参考になる客観的な数字はあります。
中小企業基盤整備機構の事業承継・引継ぎ支援センターの実績について記された資料によると、事業承継・引継ぎ支援センターを通じた第三者承継(M&A)の成約件数は、次のように年々増加しています。
- 令和4年(2022年)度:1,681件
- 令和5年(2023年)度:2,023件
- 令和6年(2024年)度:2,132件

参考:中小機構|令和6年度 事業承継・引継ぎ支援センターの実績について
つまり、「適切な支援のもとで実際に成立しているM&Aは着実に増えている」という事実が確認できると言えるでしょう。
大切なのは、どこでつまずきやすいのかを知り、準備を重ねることであると考えます。
個人のM&Aは失敗が多い?
「個人のM&Aは失敗が多いのか?」と、疑問に感じる方もいらっしゃるかもしれません。
ここでいう「個人のM&A」とは、仲介会社や専門家を入れずに、当事者同士で直接進めるケースを指します。
そういった場合、費用を抑えられそうに見える一方で、注意すべき点も少なくありません。
当事者だけで話を進める場合、条件の整理やリスクの確認を誰が担うのかが曖昧になりがちです。
お互いに悪意がなくても、「そこまで想定していなかった」という行き違いは起こります。
例えば、引き継ぎ期間の考え方や責任の範囲を十分に詰めないまま契約してしまった場合、あとから誤解が生じる可能性も大きくなるでしょう。
個人で進めること自体が必ずしも悪いわけではありませんが、条件の確認や書面の意味を丁寧に整理しながら進める必要があります。
必要に応じて第三者の意見を聞くことも、M&Aでの失敗を防ぎ、安心して承継を進めるためのひとつの方法です。
M&Aでよくある失敗事例
M&Aはうまく進むケースも多い一方で、実際にはうまくいかないケースもあります。
とはいえ、その多くは特別な判断ミスが原因ではなく、忙しさのなかで準備が後回しになったり考える順番を誤ったりすることから生じていると考えます。
中小企業の経営者は、日々の業務に加えて従業員や取引先への責任も背負っているため、そのなかで承継の準備まで完璧に進めるのは簡単ではないでしょう。
だからこそ、つまずきやすい場面を先に知っておくことが大切です。
ここでは、M&Aでよくある失敗事例として次の3つをご紹介します。
- 準備不足のまま進めてしまう
- 価格だけにこだわって話が決裂する
- 引き継ぎ条件を後回しにしてしまう
どれも「少しの見落としから始まる」と言えますので、具体的に見ていきましょう。
準備不足のまま進めてしまう
まずひとつ目は、準備不足のまま話を進めてしまうことです。
忙しいなかで「まずは話だけでも」と動き出すことは大切ですが、資料や数字が整理されていないと、途中で説明ができなくなってしまうことが考えられます。
そうなると、買い手は「判断材料が足りない」と不安になり、条件が厳しくなったり話が止まったりすることもあるでしょう。
例えば、交渉が進んでから借入の内容や契約書の整理ができていないとわかると、「本当に大丈夫だろうか」と思われかねません。
最初から完璧を目指す必要はありませんが、決算書や借入、主要な取引先など、大切な情報から順に整えていくことが、遠回りを防ぐ近道になります。
価格だけにこだわって話が決裂する
次に、価格だけに意識が向いてしまうことです。
もちろん金額は重要ですが、買い手はそれだけで判断しているわけではありません。
引き継ぎの期間・従業員の雇用・取引先との関係なども、大切に考えています。
価格だけにこだわり、「この金額でなければ売らない」と一点張りになってしまうと、買い手は不安を解消できず、話が決裂することもあるでしょう。
大切なのは、条件を全体で考えることです。
例えば、引き継ぎに協力する期間を決める代わりに価格を調整するなど、いくつかの選択肢を持って交渉すると合意に近付けることもできます。
その結果として、会社や従業員を守る形にもつながりやすくなるでしょう。
引き継ぎ条件を後回しにしてしまう
そして、引き継ぎ条件を後回しにしてしまうことです。
交渉が進むと、「まずは契約をまとめたい」という気持ちが強くなりやすいと言えます。
しかし、引き継ぎの内容が曖昧なままだと、成立後に現場が混乱する可能性があります。
例えば、社長がいつ退くのか・引退後はどこまで関わるのか・従業員や取引先へ誰がどう説明するのかが決まっていないと、誤解や不安が広がることが考えられるでしょう。
M&Aは契約が完了すれば終わりなのではなく、そこからが本番です。
ですから、引き継ぎ後の話を「あとで考えること」にせず、最低限の役割や期間を事前に決めておくことが、安心して次の世代に託すための土台になります。
以下の記事では、事業承継のよくある失敗事例をよりたくさんご紹介していますので、こちらも参考にしてください。
関連記事:事業承継のよくある失敗事例13選!トラブル理由や落とし穴を回避するためのポイントも解説!
M&Aの「難しい」を解消する3つのポイント

ここまで見てきたように、M&Aが難しいと感じる理由は、「先が見えないこと」と「決めることが多いこと」が中心になっていると考えます。
ですが、難しさの正体がわかれば対処することは可能ですので、ここではM&Aの「難しい」を解消するためのポイントとして、次の3つをご紹介します。
- M&Aの流れを把握する
- 早い段階から準備を進める
- 伴走してくれる相談相手を見つける
それぞれについて、具体的な行動に落とし込みながら解説していきます。
M&Aの流れを把握する
まず大切なのは、M&Aの全体の流れを把握することです。
先が見えないまま進むと不安ばかりが大きくなりますが、例えば登山でも、地図があれば「今どこにいるか」「次はどこへ向かうか」がわかります。
同じように、M&Aも「目的を決める→相手を探す→条件を詰める→契約→引き継ぎ」といった大まかな順番を知るだけで、不安も和らぐのではないでしょうか。
細かい専門用語まですべて理解する必要はありませんので、まずは「どんな段階があるのか」を把握するだけでも、踏み出しやすくなるはずです。
以下の記事でも、M&Aについてなるべく簡単にわかりやすく解説していますので、ぜひご覧ください。
関連記事:M&Aについて簡単にわかりやすく解説!目的・手順・費用など丸わかり完全ガイド!
早い段階から準備を進める
次に、早い段階からできる準備を進めていくことです。
資料集めだけではなく、「何を守りたいのか」「いつ引退したいのか」「どこまで譲れるのか」といった社長ご自身の考えを整理することも大切です。
例えば、雇用を守ることを最優先と決めていれば、価格だけに振り回されにくくなります。
準備が整っている会社ほど、話は落ち着いて進みやすくなりますし、選べる道も増えるでしょう。
伴走してくれる相談相手を見つける
最後に、ひとりで抱え込まず、信頼できる相手に相談をすることです。
M&Aは決めることも多いため、日々の業務をこなしながら社長だけで進めるのは簡単ではありません。
そのため、伴走してくれる相談相手を見つけておくと、冷静な判断ができ、承継もスムーズに進めやすくなります。
相談相手を見つける際に大切なのは、実績だけでなく「説明がわかりやすいか」「費用が明確か」を確認することです。
TORUTE株式会社では、初回無料でご相談いただくことができます。
「これから承継を考えていく」という段階でも、経営者さまの想いに寄り添った形で、現状の整理からお手伝いさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
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M&Aを進める具体的な流れ
M&Aは、具体的に次の流れで進みます。
- 1.目的を決める
- 2.会社の情報を整理する
- 3.買い手を探し初期交渉をおこなう
- 4.条件交渉や基本合意をおこなう
- 5.買い手に詳細調査をしてもらう
- 6.契約を結ぶ
- 7.引き継ぎをおこなう
案件によって多少の前後はありますが、大きな流れは共通していると言えるでしょう。
それぞれの段階について、具体的に解説していきます。
1.目的を決める
最初のステップは、「なぜM&Aをするのか」という目的を決めることです。
ここが曖昧なままだと、交渉の途中で気持ちが揺れやすくなります。
例えば、「従業員の雇用を守りたい」「取引先との関係を続けたい」「2〜3年以内に引退したい」など、守りたいものや希望の時期を言葉にしてみましょう。
価格の話が出たときも、目的が明確であれば、何を優先するかを冷静に判断できます。
目的については、焦らずに考える価値がありますので、まずはご自身の考えを書き出してみることから始めてみてください。
2.会社の情報を整理する
次に、会社の情報をわかりやすく整理することです。
買い手は会社の中身を正しく知ったうえで判断するため、きちんと整理されていることが信頼につながり、交渉を落ち着いて進める土台になります。
決算書や借入の状況・主要な取引先・従業員の体制・許認可の有無など、会社の基本情報をまとめていきます。
最初から完璧を目指す必要はありませんので、まずは「今の状態が説明できる最低限」を整え、足りない部分はあとから補う形がおすすめです。
特に、社長の頭のなかにある情報を文章にしておくことで、説明する際にも判断がぶれにくくなるでしょう。
3.買い手を探し初期交渉をおこなう
会社の情報が整ったら、買い手を探し、初期交渉をおこなう段階に進みます。
買い手探しは条件を並べることよりも、「この会社をどう受け止めてくれるか」を見極める場でもあります。
初期交渉では、いきなり細かな条件を詰めるのではなく、まずは相手の考え方や会社運営の方針を確認するのがおすすめです。
例えば「従業員をどう扱う予定か」「既存の取引先をどう見るか」といった部分は、とても重要になるでしょう。
数字や条件だけで判断すると、あとからズレが生じることがありますので、最初の段階では、金額以上に「相性」を見ることが大切になります。
4.条件交渉や基本合意をおこなう
次は、条件交渉や基本合意をおこなう段階です。
まず、価格だけでなく引き継ぎの期間や役割分担なども話し合い、すり合わせていきます。
そのうえで、「この内容で先に進みましょう」という確認として、基本合意という書面を交わすことがあります。
基本合意は最終契約ではなく方向性の確認となりますが、一定期間は他の相手と交渉できない「独占交渉権」や秘密保持の義務など、法的な拘束力を持つ条項が含まれるのが一般的です。
何が決まっていて、何がまだ決まっていないのかを明確にし、内容をよく確認したうえで署名することが大切です。
曖昧なまま進むと、あとからの話が食い違いやすくなりますので、重要な点は書面で確認しながら、落ち着いて整理していくようにしてください。
5.買い手に詳細調査をしてもらう
基本合意のあと、買い手に会社の中身を詳しく確認する詳細調査(デューデリジェンス)をしてもらいます。
この段階で大切なのは、会社の状況についてきちんと説明できる状態をつくっておくことです。
問題がある場合、理由や現在の対応を整理して伝えることで理解してもらえることがありますが、反対に事実を隠そうとすると信頼を失い、交渉が止まる原因になりかねません。
そしてもうひとつ知っておきたいのは、この調査の結果が契約内容に影響することがある点です。
例えば、契約では「会社に重大な問題がないこと」を約束する条項(表明保証)が置かれることがあり、もしあとから事実と違うことがわかると、補償を求められる場合もあります。
そのため、調査の段階で事実を整理し、わからない点は専門家と確認しておくことが大切です。
事前にしっかりと情報を整えておけば、落ち着いて対応しやすくなります。
6.契約を結ぶ
詳細調査を終え、条件が固まったら最終契約を結びます。
ここで気をつけたいのは、「契約がゴールではない」ということです。
契約後には実際の引き継ぎが始まり、その過程で新たな課題が出ることもあります。
そのため、契約書のなかで引き継ぎの期間や役割分担をきちんと決めておくことが大切です。
もしわからない条文があれば、そのままにせずしっかりと確認し、納得して署名することが、トラブルを防ぐ一番の方法になります。
7.引き継ぎをおこなう
契約が終わると、いよいよ引き継ぎをおこないます。
ここからが本当のスタートだと言えるでしょう。
従業員は「自分たちはどうなるのか」と不安を抱えますし、取引先も今後の体制を気にしているので、説明の順番や内容を誤ると信頼が揺らぐことも考えられます。
そのため、引き継ぎ期間・社長の関わり方・中心となる従業員の役割などを、事前に計画しておくことが重要です。
買い手と丁寧にすり合わせながら進めれば、混乱を抑えやすくなります。
ここまでが、M&Aを進める具体的な流れです。
ビジネスにおけるM&Aについて、売り手と買い手の目的やその背景まで理解を深めたい方は、以下の記事も参考にしてください。
関連記事:ビジネスにおけるM&Aとは?売り手と買い手の目的やその背景・注意点や相談先も詳しく解説!
M&Aに必要な事前準備とは?

M&Aを進めるうえで、事前準備はとても大切な土台になります。
準備がしっかりと整っているほど、会社の状況を相手に正しく伝えることができ、交渉もスムーズに進みやすくなるからです。
反対に、準備が不十分なままだと途中で確認や説明が増え、思わぬ時間がかかることもあるでしょう。
M&Aに必要な事前準備は、大きく分けると次のような内容があります。
- 会社の状況を整理する
- M&Aの目的や条件を整理する
- 必要な書類を準備する
- 相談先や進め方を検討する
これまでに解説した内容と重なる部分もありますので、一つひとつ、できることから整理を始めてみてください。
M&Aで必要な書類
M&Aで買い手は、書類を見ながら会社の状態を確認し、取引を進めるかどうかを判断するため、会社の状況がわかる書類を用意しておくことが大切になります。
M&Aで必要な書類は、次のようなものです。
- 決算書(直近数期分)
- 借入の一覧
- 主要な取引先の概要
- 重要な契約書
- 許認可の資料
- 従業員の体制がわかる資料
すべてを一度に完璧に揃える必要はありませんので、まずは買い手が確認しやすいものから準備していくことがおすすめです。
例えば、決算書などの数字の資料から始めると、全体像を説明しやすくなるでしょう。
M&Aに向けて整理しておくポイント
M&Aでは、書類を準備することと同じくらい、社長の考えを整理しておくことも大切になります。
M&Aに向けて整理しておくポイントとして、特に次のような点は早めに考えておくのがおすすめです。
- いつ頃までに会社を引き継ぎたいか
- 従業員の雇用をどこまで守りたいか
- 社名や拠点など残したいものはあるか
- 引退後にどのくらい会社に関わるのか
- 希望する条件やどうしても譲れない点は何か
これらをあらかじめ整理しておくと、買い手に会社の考えを説明しやすくなります。
結果として、相手探しや交渉も進めやすくなり、M&A全体の流れが見えやすくなっていくはずです。
以下の記事では、M&Aでの価格の決め方について解説しています。
こちらも考えておくべき条件として重要になりますので、ぜひ参考にしてください。
関連記事:M&Aの価格の決め方は?算定方法と価格決定の流れ・相場目安や評価ポイントも解説!
M&Aを考えるにあたり、準備はとても大切になりますが、不安を抱える方も少なくないと考えます。
TORUTE株式会社では、書類準備はもちろん、M&Aに向けた考え方の整理からサポートさせていただきますので、まずは現状をお聞かせいただけますと幸いです。
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M&Aの相談先は?
M&Aの代表的な相談先としては、次のようなものがあります。

相談先によって「どこまで支援してもらえるか」や「進め方」が変わることがあるため、誰に相談するかは大切なポイントになります。
また、「いきなり民間の仲介会社に相談するのは不安」と感じる方もいれば、できるだけ早く買い手探しを始めたい方など事情はさまざまですので、自社の状況や目的に合った相談先を選ぶことが必要です。
それぞれの相談先の特徴について、詳しく解説していきます。
公的窓口
まず公的窓口として、国が全国に設置している「事業承継・引継ぎ支援センター」があります。
ここは、「まだ売却を決めていない」「まず状況を整理したい」という段階の経営者に向いている相談先です。
会社の状況や悩みを整理しながら、今どのような選択肢があるのかを一緒に考えてもらうことができるでしょう。
また、必要に応じて民間のM&A支援機関や専門家を紹介してもらえることもあります。
公的機関のため、強く契約を勧められる心配が比較的少ない点も安心材料です。
まずは全体像を知りたい場合の入口として利用しやすい相談先だと言えるでしょう。
M&A仲介会社・ファイナンシャルアドバイザー
実際に買い手を探したり交渉を進めたりする段階では、M&A仲介会社やファイナンシャルアドバイザー(FA)が支援してくれます。
これらの専門機関は、相手探し・条件交渉・手続きの調整などをサポートする役割を担います。
ここで知っておきたいのが、仲介会社とファイナンシャルアドバイザーでは立場が少し違う、という点です。
| M&A仲介会社 | 売り手と買い手の間に立ち、双方の合意をまとめる役割 |
| ファイナンシャルアドバイザー | 売り手か買い手のどちらか一方の立場で助言する役割 |
どちらにもメリットがありますが、支援の考え方は異なりますので、依頼する前に契約内容・手数料・支援範囲などを確認しておくことが大切になります。
例えば、次のような点を確認しておくと安心できるでしょう。
- 契約内容をわかりやすく説明してくれるか
- 手数料の仕組みが明確か
- 担当者に実務経験があるか
説明が丁寧で納得できる相手を選ぶことで、M&Aへの不安を大きく減らすことができるはずです。
専門家
M&Aでは、税金・契約・経営の判断が同時に関わってくるので、必要に応じて専門家の力を借りることも大切です。
例えば、次のような専門家がM&Aに関わることがあります。
| 税理士 | 株式や事業の譲渡に関する税金の整理 |
| 弁護士 | 契約書の内容確認や法的リスクのチェック |
| 中小企業診断士など | 事業の引き継ぎや経営面の整理 |
これらを社長おひとりで考えるのは、なかなか簡単ではありませんので、専門家と一緒に整理していくことで、M&Aを進めるなかでも判断がしやすくなります。
ですが、費用について不安に思われることもあるかもしれませんので、以下の記事も参考にしてください。
関連記事:M&Aでの弁護士費用の相場はいくら?報酬の計算方法や価格を抑えるポイントも解説!
「事業承継が難しい」と感じる理由と、M&Aで解決しやすい課題・しにくい課題
「M&Aが難しい」と並んで、「事業承継が難しい」という検索も多く見られます。親族や従業員への承継が進まないとき、M&Aは有力な選択肢になりますが、すべての課題がM&Aで解決するわけではありません。
| 事業承継の悩み | M&Aで解決しやすいか | ポイント |
|---|---|---|
| 後継者がいない | 解決しやすい | 社外の買い手に引き継げるため、親族や従業員にこだわらずに済む |
| 従業員の雇用を守りたい | 条件しだい | 買い手との契約で雇用の維持を約束できるか確認が必要 |
| 経営者保証が重い | 条件しだい | 買い手や金融機関との交渉で解除できる場合がある |
| 会社の業績が悪化している | 解決しにくい | 買い手がつきにくく、条件も厳しくなりやすい |
| 社長の人脈に依存している | 解決しにくい | 引き継ぎの期間や仕組みづくりが先に必要になる |
後継者不在の悩みはM&Aで解決しやすい
後継者がいないという悩みは、社外の買い手に会社を引き継いでもらうことで解決できる可能性があります。親族や従業員に無理に継がせるよりも、本人の負担を減らせる場合があります。
ただし、買い手が見つかるかどうかは、会社の収益力や業種、地域によって異なります。早めに相談して、可能性を探ることが大切です。
業績の悪化や属人化は先に整理が必要
赤字が続いている会社や、社長個人に取引が集中している会社は、買い手から見ると引き継ぐリスクが高いと判断されがちです。M&Aを検討する前に、収益の改善や仕組みづくりを進めておくと、選べる選択肢が広がります。
すぐに売却を目指さなくても、自社の強みと課題を整理しておくことは、将来どの方法を選ぶ場合にも役立ちます。
別記事では「事業承継が難しい10の理由とは?失敗事例や具体的な解決策も一挙ご紹介」についても解説していますので、あわせてご覧ください。
売り手が法務面でつまずきやすいポイント
M&Aが難しいと言われる理由の一つに、手続きの途中で法律や契約の問題が表面化し、交渉が止まったり、条件が悪化したりすることが挙げられます。弁護士としてご相談を受ける中で、とくに多いつまずきを3つご紹介します。
基本合意書の拘束力を誤解する
買い手との間で結ぶ基本合意書は、価格の目安や独占交渉権などを定める書面です。多くの場合、価格や条件には法的な拘束力がない一方で、独占交渉や秘密保持などの一部には拘束力があるとされます。
どの部分に拘束力があるのかを理解しないまま署名すると、他の買い手と交渉できなくなるなど、思わぬ制約を受けることがあります。署名前に内容を確認しておくことが大切です。
買収監査で問題が見つかり、価格や条件が変わる
買収監査では、財務、法務、労務、税務などが調べられます。未払い残業代、契約書の不備、許認可の問題などが見つかると、価格の引き下げや条件の見直しを求められることがあります。
事前に弁護士や社労士に点検を依頼しておけば、問題を把握したうえで交渉に臨めるため、不利な条件を避けやすくなります。
売却後の責任を契約で長く負わされる
最終契約書では、売り手が会社の内容を保証する条項や、問題が見つかったときの補償が定められます。範囲が広い契約を結ぶと、売却後も長期間にわたって責任を負うことになります。
補償の上限額や請求できる期間は、交渉の余地がある部分です。署名の前に、契約書を専門家に確認してもらうことをおすすめします。
別記事では「M&Aでの弁護士費用の相場はいくら?報酬の計算方法や価格を抑えるポイントも解説」についても解説していますので、あわせてご覧ください。
熊本・八代の中小企業でM&Aが難しくなりやすい要因
地方の中小企業では、都市部とは違った事情から、M&Aが進みにくいことがあります。熊本市や八代市でのご相談を通じて感じる傾向をまとめます。
買い手候補が地域内に限られやすい
規模の小さな会社では、地域内で買い手を探しても候補が少ないことがあります。県外や異業種の買い手にも視野を広げることで、選択肢が増える場合があります。
全国規模のマッチングサービスや、公的な支援機関を併用すると、これまで出会えなかった買い手と接点を持てる可能性があります。
従業員や取引先との関係が近く、情報管理が難しい
地域の会社では、従業員や取引先との距離が近いぶん、売却の話が漏れたときの影響も大きくなります。情報を開示する範囲を絞り、秘密保持を徹底することが重要です。
伝えるタイミングを誤ると、従業員の離職や取引先の不安につながるため、買い手と相談しながら慎重に進める必要があります。
公的な支援機関も使いながら進める
事業承継・引継ぎ支援センターや商工会議所などでは、M&Aを含めた承継の相談を受け付けています。民間の仲介会社だけに頼らず、公的な機関の意見も聞いたうえで進めると、判断の幅が広がります。
どの相談先が合うかは、会社の規模や希望によって異なります。複数の窓口を比べながら、納得できる進め方を探しましょう。
別記事では「事業承継のマッチング支援とは?費用や進め方・相談先の選び方までまとめて解説」についても解説していますので、あわせてご覧ください。
M&Aのご相談は「TORUTE株式会社」へ

「M&Aは難しそうだ」と感じる経営者の方は少なくありません。
実際、手続きや判断が多く、ひとりで進めようとすると不安が大きくなりやすいものです。
だからこそ、状況を整理しながら一緒に考えてくれる相談相手がいると、安心して取り組むことができます。
TORUTE株式会社では、M&Aを単なる売却としてではなく、事業承継の選択肢のひとつとして考えています。
従業員の雇用や取引先との関係など、経営者さまが守りたいものを整理しながら、無理のない進め方を一緒に考え、サポートさせていただきます。
「まだ売却を決めていない」「何から考えればよいかわからない」という段階でも問題ありません。
初回は無料でご相談いただけますので、まずは現状や不安を整理するところから始めましょう。
必要に応じて他の専門家と連携しながら、現実的な進め方を検討していきますので、ぜひ一度お話を伺えますと幸いです。
\事業承継、何から始めるか迷ったら/
まとめ
M&Aに対し、難しいと感じてしまうのは、決して珍しいことではありません。
買い手探し・価格の判断・資料の準備・契約や引き継ぎなど、考えることが多く続くため、不安を感じるのは自然なことです。
ですが全体の流れを把握し、できるところから準備を進めていくことで、負担に感じていることも少しずつ軽くなっていきます。
また、信頼できる相談相手と一緒に整理していくことで、判断もしやすくなるでしょう。
大切なのは、すべてを一度に決めようとせず、「なぜ承継したいのか」「何を守りたいのか」「どんな条件なら納得できるのか」をひとつずつ整理していくことだと考えます。
そうした行動が、現実的な承継へとつながりますので、まずは一歩踏み出してみてください。
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コラム一覧
- 2026年10月21日「本当に、こんな資料まで必要なんですか」——買収監査で社長の心が折れかける日に、先に知っておきたいこと
- 2026年10月21日事業承継は取引銀行に相談していい?熊本の地元金融機関に頼める支援と手数料・情報管理の注意点を熊本の弁護士が解説!
- 2026年10月20日八代市の事業承継はどう進める?い草・農業・港湾関連の引き継ぎと八代支部での手続き・相談先を熊本の弁護士が解説!
- 2026年10月19日「次に渡せる状態にしておきたい」——後継者のいない給油所が、灯を消さずに次の担い手へ渡るまで
- 2026年10月19日熊本で農業の後継者を募集するには?第三者継承の流れ・農地法3条の許可と機械や施設の譲渡の注意点を熊本の弁護士が解説!
- 2026年10月18日熊本市で事業承継を進める手順は?自社株・不動産の名義変更と法務局・裁判所の管轄、地場産業ごとの注意点を熊本の弁護士が解説!
- 2026年10月17日天草で事業承継を進めるには?漁業・観光・農業の引き継ぎと相談窓口・登記の管轄を熊本の弁護士が解説!
- 2026年10月16日熊本県事業承継・引継ぎ支援センターの無料相談はどこまで?後継者人材バンクの流れ・費用と弁護士に頼む場面を熊本の弁護士が解説!
- 2026年10月15日個人版事業承継税制とは?特定事業用資産の要件・2028年までの期限と小規模宅地等の特例との選び方を熊本の弁護士が解説!
- 2026年10月14日飲食店の事業承継はどう進める?営業許可の引き継ぎ・店舗の賃貸借と造作譲渡の注意点を熊本の弁護士が解説!
- 2026年10月14日「金額は我慢します。社員さえ大事にしてもらえるなら」——その一言が、数年後にいちばん重い後悔になる
- 2026年10月13日クリニックの事業承継はどう進める?医療法人と個人診療所の違い・出資持分と保険医療機関の指定の落とし穴を熊本の弁護士が解説!
- 2026年10月12日介護事業の事業承継で指定は引き継げる?株式譲渡と事業譲渡の違い・人員基準と手続きの流れを熊本の弁護士が解説!
- 2026年10月12日「親会社が、破産しました」——その電話から、山あいの介護施設が閉じずに済むまで
- 2026年10月11日農業の法人化は事業承継に有利?農地所有適格法人の要件・親子間の進め方と納税猶予の注意点を熊本の弁護士が解説!
- 2026年10月9日「お相手は、もう何社かご紹介しています」——大手仲介会社の担当者が来た日に、社長が確かめるべきだったこと
- 2026年10月6日事業承継とは?意味・3つの種類と進め方、読み方や「事業継承」との違いも熊本の弁護士が解説!
- 2026年10月5日「後継者を見つけてきました」と社長が言った日|身近な相手ほど、先に整えておきたいこと
- 2026年10月5日事業承継士とは?資格の取得条件・費用・難易度と、依頼するときの選び方を熊本の弁護士が解説!
- 2026年9月23日事業承継の仲介手数料はいくら?相場一覧とレーマン方式の計算・会計処理まで解説!
- 2026年9月23日事業承継で連帯保証人はどうなる?経営者保証の解除要件と相続時の扱いを弁護士が解説
- 2026年9月18日あんなに前向きだった社長が、なぜ一転して「断る」と言ったのか|事業承継が沈黙で壊れるとき
- 2026年9月16日事業承継に遺言書は必要?自社株・遺留分の注意点や作成ステップを解説!
- 2026年9月16日事業承継で無償譲渡はできる?税金と契約書に入れる条項・後から覆されるリスクを弁護士が解説
- 2026年9月9日【2026年】事業承継の平均年齢は?準備を始める年齢の目安と認知症になる前の備えを弁護士が解説
- 2026年9月9日事業承継で妻が会社を継ぐことはできる?自社株の扱いと相続・離婚のときの注意点を弁護士が解説
- 2026年9月2日事業承継は他人にもできる?株式の引き継ぎ手続きと会社を継ぐ側の注意点を弁護士が解説
- 2026年9月2日【2026年版】事業承継・M&A補助金の金額はいくら?枠別の上限額・成功報酬がどこまで戻るかを弁護士が解説
- 2026年8月26日事業承継の消費税は個人事業主でもかかる?相続時の納税義務やインボイス登録・届出の期限を解説!
- 2026年8月26日事業承継の5年間とは?事業承継税制の手続きと5か年計画の作り方・何年かかるかを弁護士が解説
- 2026年8月19日事業承継への自治体の取り組みは?後継者マッチングの流れと民間仲介との違いを弁護士が解説
- 2026年8月19日事業承継補助金は個人事業主も使える?要件や対象経費・必要書類と申請手順を解説!
- 2026年8月12日零細企業の事業承継はできる?進め方と後継者がいない場合の対処法・従業員への承継を弁護士が解説
- 2026年8月12日事業承継者を募集する方法5選!第三者承継の流れと注意点を解説!
- 2026年8月5日事業承継が難しい10の理由とは?失敗事例や具体的な解決策も一挙ご紹介
- 2026年8月5日事業承継税制で相続税は免除される?特例措置の期限と猶予が打ち切られたときの負担を弁護士が解説
- 2026年7月22日事業承継の最適なタイミングは?年齢別の目安と専門家に相談する時期・動くべきサインも解説!
- 2026年7月22日事業承継で個人から法人にすべき?違いと判断基準・代替わりの手続きと期限を熊本の弁護士が解説
- 2026年7月15日事業承継税制の延長はいつまで?特例承継計画の期限・スケジュールと使う前の注意点を弁護士が解説!
- 2026年7月15日事業承継ガイドラインとは?3つの柱・5つの手順と法的拘束力・関連ガイドラインとの関係を弁護士が解説!
- 2026年7月8日事業承継のマッチング支援とは?費用・進め方とリスク対策・相談先の選び方を弁護士が解説!
- 2026年7月8日【弁護士監修】事業承継の失敗事例13選!うまくいかない兆候・原因と紛争を防ぐ回避策を解説!
- 2026年7月1日熊本県の事業承継はどこに相談?補助金・支援制度と後継者探し・法律面の注意点を弁護士が解説!
- 2026年7月1日事業承継とM&Aの違いとは?選び方やメリット・デメリットをわかりやすく解説!
- 2026年6月24日【2026年最新版】事業承継に使える補助金は?対象経費・申請手順・親子間承継・リスキリング助成金との違いも解説!
- 2026年6月24日事業承継でやるべきことは?準備リスト・手順・必要書類を承継タイプ別に弁護士が解説
- 2026年6月17日【2026年】後継者不足の業界15選|後継者がいない仕事・今後危ない業種と対策を弁護士が解説
- 2026年6月17日事業譲渡で従業員はどうなる?同意書・有給休暇・勤続年数と法律上のルールを弁護士が解説!
- 2026年6月10日事業承継で親子が対立する理由は?起こりやすいトラブル・失敗例と、株式や役職をめぐる法律上の注意点も弁護士が解説!
- 2026年6月10日有限会社の事業承継でかかる税金は?節税方法・無償譲渡の注意点と会社法上の手続きを弁護士が解説!
- 2026年6月3日【2026年最新】事業承継補助金の採択率は?上げるための準備と「怪しい」業者への注意点も解説!
- 2026年6月3日事業承継での税理士の費用相場は?高くなるケース・丸投げの金額と資金計画・弁護士との使い分けも解説!
- 2026年5月27日建設業での事業承継の注意点は?許可の引き継ぎと認可手続き・必要書類、契約や社会保険の確認点・失敗例も弁護士が解説!
- 2026年5月27日事業承継の税金対策は?相続税や贈与税の抑え方と注意点・事業承継税制のポイントも解説!
- 2026年5月20日黒字廃業とは?事業承継できない理由・デメリット・解散清算の手続きと回避策を弁護士が解説!
- 2026年5月20日事業承継税制のメリット・デメリットは?5年間の要件や猶予が打ち切られる場面・評判も弁護士が解説!
- 2026年5月13日農業の事業承継の手続きの流れは?必要書類・費用と税金、親子間の名義・相続トラブルへの備えも弁護士が解説!
- 2026年5月13日事業承継の相続対策とは?具体的な方法や気をつけたい落とし穴・活用できる税制も解説!
- 2026年5月6日事業承継での税理士法人の役割は?費用の相場や相談先の選び方・弁護士との違いも解説!
- 2026年5月6日M&Aの売り手側の手数料相場は?成功報酬の計算方法・契約書の確認点と安く抑えるコツを弁護士が解説!
- 2026年4月22日M&Aでの弁護士費用の相場は?報酬の計算方法・引き継ぎ顧問契約の月額と費用を抑えるポイントも解説!
- 2026年4月22日M&Aが難しいと言われる理由は?失敗率や事例・売り手がつまずきやすい法務ポイントも弁護士が解説!
- 2026年4月15日100万円以下でM&Aされるケースは?安くなる理由・業種と株式譲渡・事業譲渡の注意点を弁護士が解説!
- 2026年4月15日M&Aの価格の決め方は?算定方法・価格決定の流れと、最終価格が変わる契約条項・提示額の判断基準も弁護士が解説!
- 2026年4月12日M&Aの「0円譲渡」とは?条件やメリット・デメリットと考えられるリスクも徹底解説!
- 2026年4月12日ビジネスにおけるM&Aとは?売り手・買い手の目的や手法の違い・契約前の注意点を弁護士が解説!
- 2026年4月12日M&Aとは?意味を簡単にわかりやすく解説!目的・手順・費用と基本用語を弁護士が整理
- 2026年4月12日事業承継の融資の受け先はどこ?銀行・公庫などの支援金や個人と企業ごとの違いも解説!
- 2026年4月12日事業承継の中小企業の課題は?進まない理由や具体例・経営者が取るべき解決策も紹介!
- 2026年4月12日事業承継計画とは?必要性や計画書の具体的な作り方・いつから始めるべきかも解説!
- 2026年4月9日事業承継での弁護士の役割は?依頼するメリットや費用・他の専門家との違いも解説!
- 2026年4月9日事業承継対策の方法は?重要性や優先順位・つまずきやすい3つのポイントも解説!
- 2026年4月9日親の会社を継ぐメリット・デメリットは?勉強すべきこと・継ぐ前の法律トラブルと判断基準を弁護士が解説!
- 2026年4月9日後継者不足の原因とは?7つの具体例と問題点、法律面の障害・解決方法の選び方を弁護士が解説!
- 2026年4月9日後継者不足の解決策・12選!業種別の問題点と成功のポイント、マッチングの契約・権利関係の注意点も弁護士が解説
- 2026年4月9日後継者不足の農業家ができる対策は?農地の引き継ぎ手続き・税制・事例まで弁護士が徹底解説!
- 2026年4月9日事業承継のリスクとは?具体例と放置するデメリット・個人保証や遺留分など法律面の備えと回避のポイントを弁護士が解説!
- 2026年4月9日事業承継の悩み13選!後継者が抱えやすい不安と解決策を、遺留分や先代の口出しなど法律面から弁護士が解説
- 2026年4月9日事業承継の注意点は?よくある質問と承継前に点検したい法律上の項目を弁護士が解説!
- 2026年4月9日長崎県の事業承継を弁護士が解説!支援制度・相談先の使い分けとM&Aで確認したい法律上の注意点
- 2026年4月8日佐賀県の事業承継ガイド!支援メニュー・奨励金・相談窓口と費用、M&Aや税制の注意点も弁護士が解説
- 2026年4月8日大分県の事業承継ガイド!進め方・支援メニュー・相談先と、M&Aで確認したい法務のポイントも弁護士が解説
- 2026年4月7日事業承継特別保証制度とは?メリット・デメリットや要件・申請方法、経営者保証の扱いも弁護士が解説!
- 2026年4月7日事業承継の専門家は誰に頼む?弁護士・税理士の役割分担と選び方・費用・補助金を解説!
- 2026年4月7日事業承継の株式譲渡の方法は?メリットや手続き方法・税金の特例制度についても解説!
- 2026年4月7日事業承継の株価対策とは?自社株評価3方式・引き下げ策と退職金・遺留分の注意点を弁護士が解説!
- 2026年4月7日承継会社とは?分割会社との違い・手続きの流れ・債権者や従業員の保護もわかりやすく解説!
- 2026年4月7日事業承継補助金の対象経費は?枠ごとのルールと見積書の書き方・認められない例を弁護士が解説【2026年】
- 2026年4月7日事業承継の手順は?引き継ぐ3つの要素や必要書類・受けられるサポートもまとめて紹介!
- 2026年4月7日事業承継の税制優遇とは?特例措置の期限(2027年)・使えないケース・納税猶予の打ち切りまで弁護士が解説!
- 2026年4月7日事業承継と会社売却の違いは?売却後の社長の立場・手取り・契約の注意点を弁護士が解説!
- 2026年4月7日事業承継後のトラブルで起こりやすい事例は?原因と対応策・競業避止や債務承継など法的トラブルの防ぎ方も弁護士が解説!
- 2026年4月7日事業承継の費用の相場は?税金・専門家報酬の目安と負担者・補助金まで弁護士が解説!
- 2026年4月7日事業承継の相談先10選を紹介!相談費用は無料なのか・選び方のポイントも解説!
- 2026年4月7日事業承継の企業価値とは?算出方法・価格の目安と、不動産や法律リスクの影響を弁護士が解説!
- 2026年4月6日事業承継の後継者不足の原因は?担い手がいない理由と解決策・親族外承継やM&Aの選択肢も弁護士が解説!
- 2026年4月6日中小企業の事業承継問題とは?課題・問題点と具体例・法律面の注意点を弁護士がわかりやすく解説!
- 2026年4月6日【2026年】事業承継の後継者不在の現状は?不在率の推移・承継方法の割合と解決策を弁護士が解説!
- 2026年4月6日事業承継の補助金や助成金は?補助金と助成金の違い・いくらもらえるか・対象経費と受給後の税務注意点も弁護士が解説!
- 2026年4月6日事業承継の手続きで法人の場合の流れは?必要書類や税金などの費用・補助金もまとめて解説!
- 2026年4月6日事業承継ファンドとは?活用が有効なケースやメリット・デメリットも紹介!
- 2026年4月6日事業承継とは?基本的な考え方や支援制度・手順までをわかりやすく徹底解説!
- 2026年4月6日事業承継税制の要件とは?特例措置と一般措置の違いやメリット・デメリットも解説
- 2026年1月21日事業承継の九州地方ガイド!福岡・熊本など7県の特徴と支援制度・M&Aの動き、県をまたぐ承継の注意点も弁護士が解説
- 2025年12月17日事業承継補助金は親子間でも対象?要件・申請方法と難易度を熊本の弁護士が解説!
- 2025年12月10日事業承継と相続の違いは?自社株の分散リスクや税制・手続きの比較を弁護士が解説!
- 2025年3月7日企業価値を高める5つの方法|メリットや評価方法なども解説
- 2024年11月1日事業承継と廃業はどちらを選ぶべき?それぞれのメリット・デメリットなど
- 2024年10月25日経営承継円滑化法とは?事業承継で活用できる支援制度をわかりやすく解説
- 2024年6月14日農業の事業承継とは?農地の許可・相続の注意点と親族内・第三者承継の進め方を弁護士が解説
- 2024年5月2日相続対策としての事業承継|事業承継税制などの相続税対策も解説
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