ゴルフ場の物語がくまもと経済に掲載されました。 | 熊本の事業承継・M&Aなら弁護士へ相談|この街の事業承継|弁護士 西田幸広

ゴルフ場の物語がくまもと経済に掲載されました。 | 熊本の事業承継・M&Aなら弁護士へ相談|この街の事業承継|弁護士 西田幸広

コラム

コラム

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ゴルフ場の物語がくまもと経済に掲載されました。

事例紹介に載せさせていただいているゴルフ場の物語がくまもと経済に掲載されました!

経営難の中、ゴルフ場の価値を信じ続けて生まれた新オーナーとの出会いの物語です。

このゴルフ場のケースのように、民事再生手続きなど法的手続きを使った事業承継も今後増えてくると思います。

弁護士である私の得意分野です。多くの価値を未来に繋げたいと思います。

http://www.kumamoto-keizai.co.jp/content/asp/dejikame/dejikame_detail.asp?

PageID=20&SP=16&wd=%2593%25DF%2590%257B%2592q%258Ds&pg=1&Knum=22690&PageType=

search&fbclid=IwAR0kLH1h1f6lxb883i2OEHfP8pqVZV0GjKiFhezSKV2bub5TDgdsDPBQ1gg

コロナ禍で八代市のゴルフ場が業績好調・・・丸善観光開発協同組合

2023年1月31日(火)

八代ゴルフ倶楽部(八代市二見本町)を運営する丸善観光開発協同組合(久留米市、古賀大代表理事)の藪優秋相談役に2013年に買収したゴルフ場の現状や今後の計画などについて聞いた。
1992年に地域活性化を目的に熊本ドック㈱社長や㈱渡辺産業社長はじめ地元有志8人が出資してオープンした同ゴルフ場。開業してしばらく経った頃、「コースのコンディション不良や社員同士の人間関係の問題などで閉鎖の危機に陥っていた」と語る。そのような中、グリーンキーパーとして働いていた藪相談役が2013年に前代表に代わり代表に就くことになる。経営が苦しくなったため全株主に連絡を取り、民事再生の手続きを行った。
現在のオーナーである丸善グループ(久留米市)の古賀大(まさる)会長理事は顧客としてゴルフ場を利用していた。運送業や倉庫業に加え、事業の多角化に関心があった古賀氏は2013年に同ゴルフ場を買収。藪相談役は引き続きグラウンドコンディションの改良に努めた。「ゴルフ場の支出を見直し、経費削減に注力した。その結果、黒字経営に回復し、コロナ禍を追い風にゴルフシーズンが始まる11月は約3500人の来場があった。12月、1月も好調で月間約3300人が来場している」と話す。
同ゴルフ場は県内でも人気が高く、九州ゴルフ連盟主催のゴルフ大会では16年ぶりに会場に選ばれた。16年前というのは藪相談役がグリーンキーパーとして働いていた時で、「当時は芝が枯れてしまっていたために、九州のゴルフ愛好家の中ではグラウンドコンディションが良くないということで悪名高かった」と振り返る。
藪相談役は「待合室やコース、料理など全てクオリティーにこだわっている。また、より快適に利用していただけるように、コースの途中にはプレーヤーが一息つけるよう軽食を提供する茶店を設けているほか、コースへのカートの乗り入れも可能にしている。75歳以上のお客さまの満足度向上を継続しながら、休日が増えるであろう若い世代の取り込みにも力を入れたい」と力を込める。
同組合はM&Aによる事業の多角化を続けており、2017年5月にホテル潮青閣(八代市日奈久中西町)運営の潮青閣㈱、2022年3月に製材業の白島木材㈱(八代市郡築一番町)を買収しており、藪相談役は2社の代表を務めている。白島木材の買収には弁護士法人Si-Law(八代市西松江城町)の西田幸広弁護士が提供する事業承継支援サービス「この街の事業承継」を活用した。
丸善グループは全61社、売上高345億円、社員数は2320人。運送事業をはじめ、倉庫、損害保険代理、ゴルフ、ホテル、観光事業などを手掛ける。県内では同ゴルフ場とグランドチャンピオンゴルフクラブ(西原村河原)の2カ所、九州管内では八女上陽ゴルフ倶楽部など計9カ所を運営。22年12月には九州以外では初の「茨城ロイヤルカントリー倶楽部」(茨城県)を買収し、全国で10ヵ所を運営する。
筆者は取材後の昼食でステーキランチを頂いた。次回はゴルフを体験してみたい。(企画開発部・那須智行)